カーエアコンの上手な使い方

現在はオートエアコンが主流になってきており、使い勝手、性能とも向上していますが、皆さんはエアコンを上手に使っていますか?エアコンには外気を取り入れるモードである外気導入と内の空気を循環させる内気循環の2つがあります。そこでそれぞれのメリット&デメリットを見ていきます。

外気導入

外気導入は車内の温度を外気に近づけることができるので、ガラス類の曇りを取ることができます。そして、真夏など炎天下で高温になった室内温度を下げるのにも有効です。
そのほか、車内で飲食した時のにおいやペットのにおい、今では少数派ですがたばこの嫌なにおいを外に放出することが可能です。

内気循環

最も効果を発揮するのが外気の状況がよくない場合です。渋滞が激しく外気が排ガス臭い、花粉が充満していそうな山道などを走る時、海沿いの潮のにおいがきつい、牧草地などの家畜臭が激しいなどの場合は外気導入にしていると、そのにおいが車内に充満しますが、内気循環にしておけばOKです。

そのほか、車内の温度を急激に下げたい場合も内気循環がお薦めです。また、外気導入でガラスの曇りが取れると説明しましたが、外気温と湿度が高い場合などは、内気循環にしたほうが曇りが取れやすいケースもあります。

では、通常時はどちらで走るのがいいか気になるところですが、クルマの取扱説明書を見ると、通常時は外気導入で走り、必要時に内気循環に切り替えることをメーカーでは推奨しています。
真夏の車内を快適にするためには、クルマに乗り込んで窓を全開→外気導入で走行→温度が比較的下がってきたら内気循環に切り替え→温度が落ち着いたら外気導入に戻す、こうすれば効率よく温度を下げることができます。

外気導入で走行を続けると車内が排ガスなどで満たされるのでは、と危惧している人もいると思いますが、最近のクルマのエアコンフィルターの性能はかなり優秀で、室内の汚染物質、花粉などの侵入は大きく抑えられていますのでそれほど神経質になることもないと思われます。

それよりも外気導入と内気循環でそれぞれ継続的にドライブしたした場合、外気導入に比べて内気循環の方が車内のCO2の濃度は最大6倍程度まで高くなるというJAFの実験結果も出ています。室内CO2の濃度の上昇は、ドライバー、同乗者の体調にも悪影響を与えますので、注意したいところです。